花粉対策には欠かせないメガネ!実際の効果やデメリットは?


気休めではなかった!花粉対策のメガネには効果がある

毎年、春先になると多くの人が花粉症に悩まされます。マスクや薬などと並んで花粉対策の定番アイテムとなっているのが、専用のメガネでしょう。実際、花粉対策のメガネには相応の効果があると言い、これを着用すると裸眼の時と比べ、目に侵入する花粉の量を1割程度にまで削減できるというデータもあります。中には花粉の吸収量を最大で98%もカットできる製品まであるそうです。通常のメガネでも、ある程度は花粉の侵入を防げますが、専用のメガネ程ではありません。

レンズが曇りやすいのがデメリット!?

一方で花粉対策のメガネには、メリットだけでなくデメリットもあります。まず見た目が良くないこと。花粉の侵入を防ぐ構造になっている分、普通のメガネに比べるとどうしても野暮ったい感じに見えてしまいます。また花粉対策ではマスクを併用するため、呼気がメガネの中に入りやすく、レンズすぐに曇るのも難点でしょう。現在、出回っている花粉対策のメガネの殆どは、曇り止めレンズを使用しているようですが、度付きのメガネになると特注品にならざるを得ないようです。視力の弱い人は特注品を頼むか、普段使用しているメガネの上からオーバーグラスタイプの花粉対策メガネをかけるといった工夫が必要かもしれません。また曇り止めのジェルやクリーナーもあるので上手く活用すると良いでしょう。メガネを買う時は、顔にフィットした製品を選ぶと、花粉をシッカリ防げます。また曇り止めレンズは必須条件ですが、水洗いのできる製品を選べば、花粉や汚れが付いても手軽に落とせるので便利でしょう。

花粉は服だけでなくメガネの隙間にも付着します。メガネの花粉が原因でひどい炎症が起こることも少なくありません。これからの花粉の季節、メガネをこまめに拭く等対策をお忘れなく。